2025年10月29日

カーリースで輸入車を利用するメリットとデメリット!注意点も解説!

カー リース 外車

輸入車に一度は乗ってみたいと考える方は多いですが、いざ購入となると高額な費用や維持費が気になるでしょう。

そこで注目されているのが、カーリースを利用して輸入車に乗る方法です。

初期費用を抑えつつ輸入車を体験できる反面、契約条件や制約も存在するため、メリットとデメリットを理解したうえで検討することが大切です。

そこで本記事では、カーリースで輸入車を利用するメリット・デメリット、利用時の注意点を分かりやすく解説します。

カーリースで輸入車の利用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

カーリースで輸入車は利用できる!

「輸入車は購入しないと乗れない」と思う方も多いですが、実際にはカーリースを利用して輸入車に乗ることも可能です。

ただし、どのカーリース会社でも取り扱いがあるわけではなく、サービス内容や契約条件によって対応は大きく異なります。

ここでは、輸入車リースが可能な会社について解説します。

カーリース会社によって輸入車をリースできる

カーリースで輸入車を利用できるかどうかは、選ぶリース会社によって大きく左右されます。

多くの会社は国産車をメインに取り扱っていますが、なかにはベンツやBMW、アウディなどの輸入車をラインナップに加えているところもあります。

こうした会社を選べば、購入に比べて初期費用を大幅に抑えながら輸入車に乗ることができます。

ただし、取り扱い台数やプランは限られているケースが多く、人気車種は早い段階で埋まってしまうこともあるので、輸入車リースを検討する際は実際に公式サイトなどで取り扱い車種を確認しておくことが重要です。

事前に輸入車を扱っているか確認することが大切

輸入車リースを検討する際に注意すべきなのは、「すべてのカーリース会社が輸入車を扱っているわけではない」という点です。

国産車のみを取り扱う会社も多いため、希望する輸入車に乗れるかどうかを事前に確認しておかないと、契約時に希望が叶わないケースもあります。

また、輸入車は国産車に比べて維持費やメンテナンス費用が高くなる傾向があるため、サポート内容や料金体系も事前に確認しておくと安心です。

輸入車を取り扱うリース会社を選ぶことで、憧れの輸入車を気軽に体験できる一方、契約条件や制約をきちんと理解して利用することが大切です。

カーリースで輸入車を利用するメリット

カーリースで輸入車を利用すると、以下のようなメリットがあります。

  • 初期費用を抑えて輸入車に乗れる
  • 維持費が把握できる
  • 万が一故障しても安心できる
  • 法人利用もできる
  • 選べる車種が豊富
  • マイカーのように利用できる

ここでは、各メリットを詳しく解説します。

初期費用を抑えて輸入車に乗れる

輸入車をディーラーで購入する場合は頭金を用意する必要があり、数十万円以上の初期費用が発生することも珍しくありません。

そのため、購入に踏み切れない人も多いのが現実です。カーリースであれば初期費用ゼロから利用でき、支払いは月額料金のみで済みます。

高級輸入車でもハードルが下がり、より身近に体験できるのが魅力です。

短期間で輸入車に乗ってみたい人や、ステータス性を味わいたい方にとっては大きなメリットといえるでしょう。

維持費が把握できる

車を所有すると、自動車税や車検費用、さらに急な修理代などがかかり、特に輸入車は部品代や修理費が高額になりやすいのが難点です。

部品を海外から取り寄せる場合は時間も費用もかさみます。

しかし、カーリースなら、そうした維持費の多くが月額料金に含まれているため、急な出費に悩まされる心配がありません。

費用を一定に管理できるため、家計や事業の予算も立てやすくなります。

万が一故障しても安心できる

輸入車は国産車に比べて故障リスクが高く、修理対応できる工場やディーラーが限られるケースもあります。

カーリース契約では、輸入車に強い提携工場やディーラーでの修理体制が整っていることが多く、トラブルが起きても迅速な対応が受けられます。

さらに保証やメンテナンスが付帯しているプランも多いため、普段から安心して輸入車に乗り続けることが可能です。

法人利用もできる

法人が輸入車を購入する場合、購入金額をそのまま一括で経費にできるわけではなく、数年にわたり減価償却として少しずつ費用処理をしていかなければなりません。

そのため経理上の負担が大きくなり、資金繰りにも影響を与える可能性があります。

一方でカーリースを活用すれば、毎月支払うリース料を全額経費として計上できるため、節税効果が期待できるうえ、会計処理もシンプルになります。

さらに、リース契約にはメンテナンス費用が含まれるプランも多いため、故障や車検といった維持費の負担も減らせます。

営業用の外回りや役員車として輸入車を導入する企業にとっては、見栄えや信頼感を高めながら効率的に車を利用できる点で大きなメリットといえるでしょう。

選べる車種が豊富

「リースだと希望する車に乗れないのでは?」と心配される方もいます。

実際、輸入車を取り扱うカーリース会社では豊富なラインナップが用意されているケースがあります。

希望の車種を選べる点はレンタカーと大きく異なるポイントです。

また、レンタカーは「わ」ナンバーで借り物感が出てしまいますが、リース車は通常の自家用車ナンバーが付与されるため、周囲にリース車と知られずに利用できるのも魅力です。

マイカーのように利用できる

レンタカーやカーシェアでは、毎回の予約や受け取り・返却の手続きが必要で、時間制限に追われながら利用しなければならない不便さがあります。

たとえば渋滞で返却時間に遅れてしまうと延滞料金が発生することもあり、自由度は高くありません。

その点、カーリースでは契約期間中は自宅や職場の駐車場で保管でき、必要なときにすぐに車を使うことができます。

車内に荷物を置いておけるのも大きな違いで、買い物や仕事道具を積んだままでも問題ありません。

日常生活で使うにも、長距離ドライブを楽しむにも「所有している車」とほぼ同じ感覚で利用できるため、利便性は非常に高いといえるでしょう。

輸入車をマイカー感覚で気軽に楽しめるのは、カーリースならではの大きな魅力です。

カーリースで輸入車を利用するデメリット

輸入車をカーリースで利用するのは、購入よりも手軽に高級車に乗れる方法ですが、その一方で以下のようなデメリットも存在します。

  • メンテナンスが面倒
  • 原則として途中解約は不可
  • 走行距離の制限がある
  • カスタマイズの制限がある
  • 傷や汚れに配慮する必要がある

ここでは、輸入車リースに潜む代表的なデメリットを詳しく見ていきましょう。

メンテナンスが面倒

輸入車は国産車に比べてディーラーや整備工場の数が圧倒的に少ないため、住んでいる地域によっては正規ディーラーが近くに存在しないケースがあります。

また、リース会社が提携する整備工場の多くは国産車を中心に扱っており、輸入車専用の部品や修理ノウハウを持っていない場合も少なくありません。

輸入部品は取り寄せに時間がかかるうえ費用も高額になりがちで、修理が長引くと生活や仕事に支障をきたす可能性もあります。

ただし、中には輸入車修理に強い整備工場と提携しているリース会社もあるため、契約前にサポート体制を確認しておくことが重要です。

原則として途中解約は不可

カーリース全般にいえることですが、契約期間中の途中解約は原則認められていません。

どうしても解約したい場合は、残りのリース料金や違約金を一括で請求される可能性が高く、結果的に大きな負担となります。

また、契約中に車種を変更したりリース期間を短縮したりすることもできないため、一度契約すると定められた期間はそのまま利用し続けなければなりません。

例外的に全損事故や海外転勤など、やむを得ない事情で解約が認められるケースもあります。

しかし、基本的には契約内容に縛られることを前提に考えておく必要があります。

契約前に利用期間をしっかり検討しましょう。

走行距離の制限がある

カーリース契約には、ほとんどの場合「走行距離の上限」が設定されています。

輸入車リースでも例外ではなく、契約で決められた距離を超えると1kmあたり数円〜10円程度の追加料金を支払わなければなりません。

長距離ドライブを頻繁に楽しみたい方や、日常的に長距離移動が多い方にとっては大きな制約となるでしょう。

ただし、プランによっては契約終了時にそのまま車を買い取れるオプションがあり、その場合は走行距離オーバーによる追加料金が発生しないこともあります。

利用目的に合わせて、事前に走行距離制限を確認することが重要です。

カスタマイズの制限がある

カーリースは所有者がリース会社であるため、借りている期間中は基本的に車を自由に改造することができません。

外装にエアロパーツを取り付けたり、内装を大幅にカスタマイズしたりといった行為は原則禁止されています。

もし無断で行った場合は原状回復の費用を請求される可能性もあります。

ただし、契約終了時に車を買い取るプランを選択すれば、所有権が自分に移るため、その後は自由にカスタマイズが可能です。

輸入車を自分好みに仕上げたい方は、このようなプランを検討すると良いでしょう。

傷や汚れに配慮する必要がある

リース契約では契約満了時に車を返却する必要があるため、ボディの傷や室内の汚れについてもチェックが入ります。

通常の使用範囲を超える傷やへこみ、シートに染みが残っている場合などは、修理費用を請求されるケースが少なくありません。

見た目に問題がなくても、査定基準を満たさなければ追加費用が発生する可能性があります。

さらに、リース契約によっては修理や整備を行う業者が指定されており、自己判断で他の工場に依頼した場合は契約違反とされ、追加請求が発生することもあります。

こうしたリスクを避けるためにも、普段から大切に扱い、定期的にメンテナンスを受けることが大切です。

カーリースで輸入車を利用する際の注意点

輸入車をカーリースで利用する場合は、国産車リースと比べても契約条件や維持費の面で気をつけるべき点が多く存在します。

特に審査の厳しさや契約終了後の追加費用、保険加入の必要性など、見落としやすい項目も少なくありません。

憧れの輸入車を快適に利用するためには、こうした注意点をしっかり把握しておくことが大切です。

ここでは、契約前に必ず確認しておきたいポイントを解説します。

審査に通過する必要がある

カーリース契約は、単に「借りる」というよりもローンに近い仕組みを採用しているため、契約前に必ず審査が行われます。

審査では年収や雇用形態、返済履歴、クレジット情報などがチェックされ、過去に延滞や債務整理がある場合は通過が難しくなることもあります。

特に輸入車は国産車に比べてリース料が高額になるため、審査の基準もやや厳しく設定される傾向にあります。

もし審査に不安がある場合は、月額料金を抑えたプランや保証人を立てられるプランを検討するなど、事前に対策を講じておくと安心でしょう。

総支払額が高くなりがち

輸入車リースは月額料金に自動車税や車検費用、メンテナンス代が含まれるため管理はしやすい反面、トータルで見ると購入するよりも支払額が高くなることがあります。

特に注意したいのが契約終了後の修理費や残価精算です。

返却時に車に傷や故障があれば修理費を請求される可能性があり、オープンエンド契約では市場価値との差額を負担しなければならないこともあります。

税金や保険料など月額料金に含まれる費用を把握するのはもちろん、返却時の負担がどの程度発生するのかもあらかじめ確認しておくことが重要です。

任意保険に加入する必要がある

カーリース車両は所有者がリース会社であっても、管理責任は利用者である契約者にあります。

そのため、事故や故障による修理費用は契約者が負担することになり、万が一廃車になった場合には違約金まで請求されることもあります。

こうしたリスクに備えるためには、対人・対物補償を無制限に設定した任意保険への加入が必須といえるでしょう。

保険会社によっては、リース専用プランや月額料金に任意保険が組み込まれているケースもあります。

補償内容や特約によって支払い額が変わるため、契約前にしっかり比較検討することが大切です。

カーリース以外で輸入車に乗る方法

輸入車を利用する手段はカーリースだけではありません。

短期間の利用に便利なレンタカーや、購入を前提とした自社ローンなど、目的や状況に応じた選択肢があります。

ここでは、それぞれの特徴やメリットについて解説します。

レンタカー

輸入車に気軽に乗ってみたい場合や、旅行・出張など限られた期間だけ必要な場合はレンタカーが有効です。

近年では輸入車を取り扱うレンタカー会社も増えており、1日単位から数週間程度まで柔軟に利用できます。

レンタカーは契約がシンプルで、車両保険がプランに含まれていることも多いため、急な利用にも対応できるのが大きな魅力です。

短期間だけ輸入車を楽しみたい方や、試乗感覚で乗り心地を体験したい方には最適な方法です。

自社ローンで購入する

輸入車を長く利用したい方や「最終的には所有したい」という方には、自社ローンを利用した購入も選択肢の1つです。

自社ローンは信販会社や銀行を通さず、販売店独自の審査を行うため、ローン審査で不安がある方でも利用できる可能性があります。

頭金や保証人が不要なケースもあり、審査が柔軟でスピーディーに契約できるのも魅力です。

カーリースのように返却義務がないため、自由にカスタマイズできることや長期的に輸入車を自分の資産として所有できる点が大きなメリットといえるでしょう。

スリークロス滋賀店の自社ローンでは、ローン審査通過率が70〜80%と通りやすいのが特徴です。

さらに、頭金や保証人も不要で、カーリースの審査に落ちた方でも安心して申し込むことができます。

自社ローンで車の購入を検討している方は、一度スリークロス滋賀店にお問い合わせください。

まとめ

本記事では、カーリースで輸入車を利用するメリット・デメリット、利用時の注意点を解説しました。

カーリースを利用すれば、初期費用を抑えて憧れの輸入車に乗ることができます。

維持費が定額化され、法人利用や節税効果といったメリットもある一方で、走行距離やカスタマイズの制限、契約途中の解約不可などのデメリットも存在します。

また、返却時の修理費や総支払額が高くなる点には注意が必要です。

輸入車を体験したい方は、レンタカーや自社ローンでの購入といった他の選択肢も含めて比較検討し、自分のライフスタイルや予算に合った方法を選ぶことが大切です。

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