2025年8月29日

カーリースを利用する際の車の値段はいくら?タイプ別料金や内訳を紹介!

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カーリースは、頭金なしで月々定額の支払いだけで車に乗れる便利なサービスですが、「実際、料金相場はいくらくらいなの?」と気になる方は多いでしょう。

軽自動車からSUVまで、車種やグレードによって月額費用は大きく変わります。

さらに、リース料金には車両本体価格だけでなく、税金や保険料、手数料などさまざまな項目が含まれており、契約内容によっては追加費用が発生する場合もあります。

そこで本記事では、カーリースを利用する際の車の値段相場をタイプ別に紹介し、料金の内訳や費用を抑えるためのコツまで詳しく解説します。

カーリースを利用する際の車の値段相場は?

カーリースの料金は、選ぶ車種や契約年数によって大きく変動します。

軽自動車は維持費や税金が安くリース料金も抑えられますが、セダンやSUVなどは本体価格や重量が高いため相場も高めです。

また、同じ車種でも5年契約と7年契約では月額料金が異なり、長期契約のほうが安くなる傾向があります。

ここでは、ボディタイプ別の相場を詳しく見ていきましょう。

軽自動車

軽自動車は車両本体価格に加え、自動車税や重量税、自賠責保険料といった法定費用も普通車より安く設定されているため、カーリース料金も低水準に抑えられます。

一般的な相場では、5年契約で月額25,000円前後、7年契約では20,000円前後が目安です。

メンテナンス込みプランでも月額30,000円程度に収まるケースが多く、学生や若い世代、初めてのマイカー利用者にも選ばれやすいのが特徴です。

メーカーやグレードによってはさらにリーズナブルに利用できる場合もあります。

コンパクトカー

コンパクトカーは軽自動車ほどの安さはないものの、排気量や重量が比較的軽いため、普通車の中ではリース料金が抑えられます。

相場としては、5年契約で月額35,000円前後、7年契約なら28,000円前後が一般的です。

メンテナンス込みでも月額40,000円以内に収まるプランが多く、街乗り中心の利用や維持費を抑えたい層に向いています。

グレードやオプションを追加すると料金は変動するため、自分の使い方に合わせた選択が必要です。

セダン・ミニバン

セダンやミニバンは車両価格や排気量が高めで、重量も重いためリース料金は全体的に高額になる傾向があります。

一般的に5年契約では月額54,000円前後、7年契約でも50,000円程度が相場です。

メンテナンスを含めると月額60,000円近くに達することもあります。

特に大型セダンは残価設定が低くなりやすいため、リース料金も高めになりがちです。

快適性や高級感を重視する人には適していますが、コスト面では十分な検討が必要といえるでしょう。

SUV

SUVは近年のカーリース市場で特に人気が高く、国産モデルであれば月額30,000円台前半から契約できるプランも用意されています。

一般的に5年契約では月額35,000〜40,000円前後、7年契約にすると30,000円台前半まで抑えられるケースが多く、長期契約の方が支払い負担は軽くなります。

SUVは力強い加速や高い走破性に加え、雪道や悪路でも安定した走行が可能で、アウトドア用途でも頼れる存在です。

最新モデルには安全性能を強化した装備が標準化されており、安心して利用できるのも魅力です。

リースプランによってはメンテナンスや保険料も含まれるため、初期費用を抑えながら憧れのSUVに乗れるのが大きなメリットといえるでしょう。

カーリース料金の内訳

カーリースの料金の内訳は、以下のような費用で構成されています。

  • 車両本体価格
  • 環境性能割
  • 自動車税(種別割)
  • 自動車重量税
  • 自賠責保険
  • 手数料

ここでは、それぞれの内訳について詳しく解説します。

車両本体価格

カーリースにおける料金の中心を占めるのが車両本体価格です。

ただし、購入時の全額を支払うわけではなく、契約終了時に見込まれる査定額である「残価」を差し引いた額を分割して支払う仕組みになっています。

利用者は、契約期間中に車を使用する分の価値にあたる金額を負担する形となるため、購入に比べて月額料金を抑えられるのが特徴です。

残価は車種や走行距離、契約年数などによって変動するため、契約時点でしっかり確認しておくことが大切です。

環境性能割

環境性能割は、自動車の燃費性能や排出ガス量に応じて課される税金で、新車購入時やカーリース料金に含まれる形で支払います。

普通車の場合は0〜3%、軽自動車は0〜2%の税率が設定され、環境に配慮した低排出ガス車や燃費性能の高い車ほど税額を抑えられる仕組みです。

電気自動車やハイブリッドカーなどは特に優遇されやすく、エコカー選びをすればリース料金全体を節約できる可能性があります。

契約時には対象車種がどの税率に該当するか確認しておきましょう。

自動車税(種別割)

自動車税(種別割)は、毎年4月1日時点での車の所有者に課される税金で、カーリース料金に含まれるケースが一般的です。

普通車は排気量に応じて金額が変わり、排気量が多いほど負担が大きくなります。

一方で、軽自動車は一律10,800円と安価に設定されています。

また、グリーン化特例によって燃費性能の優れた車は税額が軽減されるため、リース料金に反映される場合があります。

自動車重量税

自動車重量税は車両重量に応じて課される税金で、新車登録時には3年分、その後は車検ごとに2年分をまとめて支払うのが基本です。

エコカーであれば免税や軽減の対象になることもありますが、近年は適用条件が厳しくなっています。

購入やリース契約を検討する際には、事前に最新の制度内容や適用条件を確認しておくことが安心につながります。

自賠責保険

自賠責保険は「強制保険」とも呼ばれ、すべての自動車に加入義務がある基本的な保険です。

未加入のまま運転すると罰則や免許停止の対象になるため、リース契約では必ず料金に組み込まれています。

保険料は車検のタイミングに合わせて37ヵ月分または25ヵ月分を支払うのが一般的で、普通車で37ヵ月分24,190円、軽自動車で24,010円となります。

リース契約を利用すれば、こうした保険料の支払いをまとめて定額にできるため、家計管理もしやすくなります。

手数料

カーリース料金には、車庫証明の代行費用やナンバープレート取得費用、納車費用などの手数料も含まれています。

さらにリース会社によっては、仲介料やサポート料といった名目で費用が加算される場合もあります。

これらは契約内容によって差があるため、見積もりを確認する際にはどこまでが含まれているのかを把握しておくことが大切です。

手数料が高いと総額に大きく影響するため、料金だけでなくサービスの内容やサポート体制もあわせて比較すると安心です。

リース料金以外に必要な費用

リース料金以外にかかる費用は以下のとおりです。

  • 駐車場代
    燃料代(ガソリン・軽油)
  • 任意保険料
  • 車検基本料・整備費用
  • 定期点検費用
  • 消耗品の交換費用(オイル・タイヤ・バッテリー等)

カーリースの月額料金には車両代や自賠責保険、税金などが含まれていますが、日常的に必要となる駐車場代や燃料代、任意保険料は別途負担が必要です。

特に任意保険はリース契約に含まれていないケースが多く、自分で加入して支払い続ける必要があります。

また、車検や点検、オイル交換やタイヤ交換といった消耗品費用も発生しますが、メンテナンスリースを選べばこれらを月額に組み込むことが可能です。

自分で管理するより手間が省け、突発的な出費を抑えやすい点がメリットといえるでしょう。

契約内容によってはロードサービスや代車の提供が含まれる場合もあり、万一のトラブル時にも安心です。

追加でかかる費用

カーリースは月額料金や基本的な税金・保険料を含んでいるものの、契約満了時に追加で以下の費用が発生することがあります。

  • 残価の差額
  • 原状回復費用
  • 制限距離の超過費用

契約前に条件を確認し、思わぬ負担を避けられるよう準備しておくことが大切です。

残価の差額

カーリース契約では、契約時に車両の将来の価値を見積もる「残価」が設定されます。

しかし、契約満了時の実際の査定額が想定より低ければ、その差額を精算しなければなりません。

残価を高く設定すれば月額料金は安くなりますが、リスクも高まります。

利用状況や車種の価値変動を考慮し、残価設定は慎重に検討することが重要です。

原状回復費用

リース契約では返却時に車を「原状回復」、つまり借りた当初の状態に近づけて返すことが基本ルールとされています。

そのため、日常使用の中でついてしまった大きな傷や凹み、内装の汚れやシートの破れ、消耗が進んだ部品などが目立つ場合には、原状回復費用として修理代や交換費用を請求される可能性があります。

日頃から丁寧な運転を心がけて車を清潔に保ち、必要に応じてカーリース専用の車両保険やメンテナンスプランに加入しておくことで、返却時の思わぬ費用負担を抑えられるでしょう。

このように、原状回復費用はカーリース利用における注意点のひとつであり、事前に理解と対策を講じておくことが安心につながります。

制限距離の超過費用

カーリースでは、多くの場合「年間走行距離制限」が契約条件に含まれます。

もし上限を超えて走行すると、超過距離1kmごとに追加料金を支払う必要があります。

特に長距離通勤やドライブが多い人は、走行距離を意識して契約を選ぶことが大切です。

利用状況に合わない契約を結ぶと予想外のコストがかかるため、事前に自分の走行習慣を見極めておきましょう。

カーリースの費用を抑えるコツ

カーリースは便利な仕組みですが、工夫することで費用を抑えることが可能です。

ここでは、カーリースの費用を抑えるコツを詳しく解説します。

リース期間を長くする

カーリースの月額料金は、車両本体価格から残価を引き、そこに各種税金や保険料を加えた金額を契約期間で割る仕組みです。

そのため、契約期間を長く設定すればするほど、1ヵ月あたりの料金は低くなります。

一般的な期間は3年・5年・7年ですが、9年や11年といった長期プランを提供する会社もあります。

ただし長期リースは途中解約ができない、または違約金が高額になるデメリットがあるため、利用期間やライフプランを考慮して契約することが大切です。

車種やグレードを下げる

カーリース料金を下げたい場合、車種やグレードの見直しは効果的です。

同じ車種でも、グレードを一段下げるだけで車両本体価格が大きく変わるケースもあります。

結果として、リース料金も大幅に抑えられるでしょう。

また、装備オプションを必要最低限にすることで、数万円から数十万円規模のコスト削減も可能です。

さらに燃費性能に優れた車種を選べば、ガソリン代や維持費の節約にもつながります。

無理に高級モデルを選ばず、実用性を重視した選択を心がけることがポイントです。

車を所有したい場合は自社ローンも

「リースではなく、やはり自分名義の車が欲しい」という方には、自社ローンもおすすめです。

自社ローンは信販会社を通さず販売店が独自に審査を行います。

そのため、過去の信用情報に不安がある方でも、現在の収入や返済能力があれば契約できる可能性が高いです。

さらに通常のローンのように金利はかからず、代わりに所定の手数料が発生する仕組みなので、返済計画も立てやすいです。

カーリースに不向きな人や最終的に車を所有したい人は、自社ローンを検討してみる価値もあるでしょう。

スリークロス滋賀店の自社ローンでは、ローン審査通過率が70〜80%と非常に通りやすいのが特徴です。

さらに、頭金や保証人も不要のため、資金に余裕がない方でも安心して申し込むことができます。

自社ローンで車を所有したい方は、一度スリークロス滋賀店にお問い合わせください。

まとめ

カーリースは頭金不要で定額制という魅力がありますが、契約内容や車種によって費用は大きく変わります。

リース期間を長く設定したり、車種やグレードを見直したりすることで、毎月の負担を抑えることが可能です。

また、不要なオプションを外すことも有効な節約方法です。

一方で、将来的に車を自分のものとして所有したいと考える場合には、自社ローンを利用するのも良いでしょう。

利用目的やライフスタイルに合った車種と方法を選ぶことが、無理のないカーライフを送るためのポイントです。

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