2026年1月30日
カーリースは「月々定額で車に乗れる」便利なサービスですが、利用中に「この車を売ることはできるのだろうか?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
転勤やライフスタイルの変化、乗り換えを検討する中で、リース車の売却可否は重要な判断ポイントになります。
本記事では、カーリース車を売却することができる仕組みや契約方式の違い、売却方法などを分かりやすく解説します。
リース車の扱いで後悔しないためにも、ぜひ参考にしてください。
目次
カーリースは原則として「借りて乗る」サービスですが、契約内容によってはリース期間終了後に車を売却できるケースもあります。
ここでは、カーリース車を売却することができる条件や、契約方式ごとの違いについて解説します。
一定の条件を満たせば、カーリース車を売却することは可能です。
特に「オープンエンド方式」のカーリースでは、契約満了時に車両を買取り、その後に売却するという流れを取ることができます。
この方式では、契約時に残価(契約終了時点で想定される車の価値)が明示されており、その金額を支払うことで車の所有権を取得できます。
一般的な返却前提のリースとは異なり、将来的な売却を見据えた使い方ができる点が特徴です。
売却を視野に入れている場合は、契約前に方式やオプション内容を必ず確認しておきましょう。
カーリースの契約方式は、大きく分けて「オープンエンド方式」と「クローズドエンド方式」の2種類があります。
両者は、契約終了時の残価精算の有無や、車の扱いに大きな違いがあります。
ここでは、それぞれの契約方式を詳しく解説します。
先述の通り、オープンエンド方式は、契約時に設定された残価をもとにリース料金が算出される契約形態です。
残価が高く設定されるほど月々の支払いは抑えやすくなりますが、契約満了時に実際の査定額が残価を下回った場合、その差額を精算する必要があります。
一方で、残価を支払えば車を買い取ることができるため、最終的に売却や長期保有を考えている方には柔軟性の高い契約方式といえるでしょう。
クローズドエンド方式では、残価の設定や返却時の精算リスクをリース会社が負担します。
そのため、契約者は返却時の車両価値を気にする必要がなく、追加費用が発生しにくい点が特徴です。
返却前提で安心して利用したい方や、コスト管理を重視する法人リースなどに適した方式といえます。
ただし、原則として車の買取や売却は想定されていません。
クローズドエンド方式であっても、リース会社によっては契約終了時に車を買い取れるオプションを用意している場合があります。
明確なオプションがなくても、契約満了時点の査定額相当を支払うことで、個別に買取に応じてもらえるケースも少なくありません。
また、契約途中で「買取可能なプラン」へ変更できるかどうかを相談できる場合もあります。
将来的に車を手放したくなる可能性があるなら、早めにリース会社へ確認しておくことが大切です。
なかには、契約満了後にそのまま車を譲り受けられるプランを用意しているリース会社もあります。
カーリース車は契約中であっても、条件や手続きを踏めば売却できるケースがあります。
ただし、通常の所有車とは異なり、リース契約が関係するため、売却方法にはいくつかの選択肢と注意点があります。
ここでは、リース車を売却する代表的な3つの方法について、それぞれの特徴を解説します。
最も基本的な方法が、リース契約を途中で解約し、車を買い取ったうえで売却する方法です。
まずリース会社に中途解約の意思を伝え、残りのリース料や残価、手数料などを含めた精算額を一括で支払います。
その後、車の所有権を自分名義に変更し、一般的な中古車として売却します。
この方法のメリットは、完全に自分の車になるため、売却先やタイミングを自由に選べる点です。
一方で、解約金や残価をまとめて支払う必要があるため、まとまった資金を用意しなければならない点が大きなハードルとなります。
資金面の負担を抑えたい場合は、リース車の取り扱いに慣れた買取業者に、売却と精算手続きをまとめて依頼する方法があります。
この場合、利用者は車の査定を受け、提示された条件に同意するだけで、リース会社との解約手続きや名義変更などを買取業者が代行します。
査定額が解約に必要な精算額を上回れば差額を受け取ることができ、下回った場合は不足分を支払う形になります。
一時的な大きな資金を用意せずに済み、手間も少ない点が大きなメリットですが、対応可能な業者が限られる点には注意が必要です。
もう一つの方法として、残りのリース契約を引き継いでくれる第三者を見つけるという選択肢もあります。
リース会社の承認を得たうえで、使用者を変更し、契約を継続してもらう形です。
この方法は解約扱いにならないため、違約金が発生しない可能性がありますが、現実的には条件が厳しく、実現は簡単ではありません。
引き継ぎを希望する相手が審査に通る必要があるほか、個人間でのやり取りによるトラブルのリスクもあるため、慎重な対応が求められます。
カーリースの車を買い取ることで、利用の自由度は大きく高まりますが、その一方で費用や手続きの負担が増える点には注意が必要です。
ここでは、カーリース車を買い取ることで得られるメリットと、事前に把握しておきたいデメリットについて詳しく解説します。
カーリースの車を買い取るメリットは、以下のとおりです。
それぞれ詳しくみていきましょう。
リース車を買い取る最大のメリットが、売却時期を自分で決められる点です。
リース契約中は返却や契約期間の縛りがありますが、所有権が自分に移れば、ライフスタイルの変化や資金計画に合わせて自由に売却できます。
売却によって得た資金を次の車の購入に充てることもでき、車の使い方の選択肢が大きく広がります。
ただし、査定額は車種の人気や状態、市場動向、売却時期によって大きく変動するため、事前に相場を把握しておくことが重要です。
多くのカーリースでは、月間走行距離に上限が設定されており、超過すると追加費用が発生します。
これは車両価値を維持するための仕組みですが、日常的に長距離を走る方にとってはストレスになることも少なくありません。
買取後はこうした制限がなくなり、走行距離を気にせず自由に車を使えます。
ただし、将来的に売却を考える場合、走行距離が多いほど査定額が下がりやすい点は理解しておく必要があります。
自由と資産価値のバランスを意識した使い方が求められます。
リース契約中は、車両の所有者がリース会社であるため、改造や装備追加に制限が設けられています。
返却時には原状回復が求められるケースも多く、大幅なカスタマイズは難しいのが実情です。
一方、買取後は所有権が自分に移るため、内外装のカスタムや装備追加を自由に行えます。
ホイール交換やエアロパーツの装着、車内レイアウトの変更など、自分の好みや用途に合わせたアレンジが可能になり、より愛着の持てる1台に仕上げられるでしょう。
メンテナンス付きのリースプランを利用していた場合、定期点検や消耗品交換が計画的に実施されているため、車両状態が良好なケースが多くなります。
新車時から自分で使用してきた車であれば、走行履歴や整備状況を把握できている点も安心材料です。
こうした管理状態の良さは、買取後の長期使用はもちろん、将来的な売却時にもプラス評価につながる可能性があります。
カーリースの車を買い取るデメリットは、以下のとおりです。
それぞれのデメリットを詳しくみていきましょう。
カーリース契約中は、名義管理や税金の支払い、各種手続きをリース会社が代行してくれます。
しかし、車を買い取ると名義が自分に変わるため、これらの手続きをすべて自分で行う必要があります。
名義変更や車庫証明の取得、税金の管理など、慣れていない方にとっては手間に感じやすく、手続きを煩雑に感じるかもしれません。
手続きの負担を避けたい方にはデメリットといえるでしょう。
リース料には自動車税や重量税、場合によってはメンテナンス費用も含まれていますが、買取後はこれらを個別に支払う必要があります。
定期的な税金の支払いや突発的な修理費用が発生する可能性があり、月々の支出が一定ではなくなる点には注意が必要です。
支払い管理を怠ると、延滞金や車検不可といったリスクも生じます。
リース車を買い取る際には、契約で定められた残価を一括で支払う必要があるケースが一般的です。
金額は車種や契約内容によって異なりますが、数十万円から百万円単位になることも珍しくありません。
毎月の負担を抑えたい方や、まとまった資金の準備が難しい方にとっては、大きなハードルとなる可能性があります。
その場合は、無理に買い取らず、返却や別の選択肢を検討することも重要です。
カーリース車を売却する際は、通常の中古車売却とは異なる点を意識しておく必要があります。
車の状態や売却先の選び方によって、査定額に大きな差が出ることも少なくありません。
ここでは、カーリース車をできるだけ有利な条件で売却するために押さえておきたい、3つの注意点を紹介します。
中古車を購入する立場で考えると、車内が汚れていたり、不快なにおいが残っていたりする車によい印象を持つ人は多くありません。
実際、内装や外装の状態が悪い車は、査定時にマイナス評価を受けやすく、売却価格が大きく下がる原因になります。
カーリース車を売却する際は、日頃から洗車や車内清掃を行い、清潔な状態を保つことが大切です。
特に喫煙やペットの同乗がある場合は、においが残りやすいため、消臭対策も欠かせません。
査定直前に慌てて掃除するよりも、普段から丁寧に扱うことで、査定時の減点を防ぎやすくなります。
売却先を選ぶ際は、ディーラーの下取りだけに限定しないことが重要です。
ディーラー下取りは新車購入を前提としたサービスであるため、買取価格は控えめに設定される傾向にあります。
一方、中古車買取を専門とする業者であれば、市場相場や需要を踏まえた査定を行うため、より高値が付く可能性があります。
ただし、買取業者によって得意とする車種や販売ルートが異なるため、どの業者に依頼するかの見極めも欠かせません。
売却先の選択次第で、査定額に大きな差が出るケースもあります。
カーリース車を少しでも高く売却したい場合、1社だけで判断するのは避けたほうが賢明です。
買取業者ごとに査定基準や販売戦略が異なるため、同じ車でも提示される金額に差が生じることがあります。
たとえば、国内販売を中心とする業者は走行距離を重視する傾向にありますが、海外向けに販売ルートを持つ業者であれば、走行距離が多い車でも高く評価される場合があります。
複数社から見積もりを取ることで、車の価値をより正確に把握でき、納得のいく条件で売却しやすくなるでしょう。
カーリース車の売却や買取時に、まとまった資金の用意や手続きの面倒さが不安な場合は、自社ローンへの乗り換えもおすすめです。
自社ローンは販売店が独自に分割払いを提供する仕組みのため、金融機関の審査に不安がある方でも利用しやすい傾向にあります。
購入扱いとなるため走行距離や原状回復の制限がなく、支払い完了後は自分の資産として自由に使える点も魅力です。
リース後の次の1台を検討する際は、支払い計画や利用スタイルに合わせて自社ローンも比較してみると良いでしょう。
スリークロス滋賀店の自社ローンでは、ローン審査通過率が70〜80%と通りやすいのが特徴です。
さらに、頭金や保証人も不要で、カーリースや他のカーローンの審査に落ちた方でも安心して申し込むことができます。
自社ローンで車の購入を検討している方は、一度スリークロス滋賀店にお問い合わせください。
カーリースの車は原則として契約中に売却することはできませんが、契約方式や条件次第では買取後に売却することも可能です。
オープンエンド方式は将来的な売却を見据えやすい一方、精算リスクには注意が必要です。
また、売却時は方法やタイミング、業者選びが重要となります。
資金面や審査に不安がある場合は、自社ローンでの乗り換えも有効な選択肢となるでしょう。