2026年5月25日
現在債務整理中の方や、過去に自己破産をした方は、ディーラーや銀行のカーローンの審査に通ることは難しいでしょう。
では、販売店が独自で行う自社ローンでは債務整理中でも組むことができるのでしょうか。
そこでこの記事では、債務整理中でも自社ローンで車が購入できるかどうかについて詳しく解説します。
債務整理中の方や自社ローンを利用して車の購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
債務整理は、過重な借入れによる金融的苦境から抜け出すための法的手続きのひとつです。
しかし、債務整理といってもその種類は複数あり、それぞれ異なる特徴と手続きがあります。
債務整理には主に以下の3つの種類があります。
それぞれ詳しく解説していきます。
任意整理は、債務者が直接貸し手と交渉を行う手続きです。
金利の引き直し(過去の取引履歴をもとに、利息制限法に基づいた利率に直して利息を再度計算し直す)や返済期間の延長などを行い、返済負担を軽減します。
たとえば、5%の金利で借りていた借金を3%や2%に引き下げることができる場合があります。
また、返済期間を5年から10年に延長し、月々の返済額を半額以下に減らすことも可能です。
任意整理によって、債務者は日々の返済が容易になり、生活の質を維持しつつ債務を返済できます。
ただし、この手続きを行うと信用情報に記録されて一定期間(通常は5年間)、新たな借入ができなくなります。
自己破産は、裁判所から「返済は不可能である」と認められ、借金から解放されるための法的手続きです。
たとえば、1,000万円ある借金も自己破産の手続きを通じて、借金をゼロにすることができます。
自己破産を行うと、裁判所の命令により車や家、土地などの資産を売却しなければなりません。
また、弁護士への依頼手続きや必要書類を揃えるなど、自分で行う必要があります。
手続き完了後は、新たな借入が10年間できなくなり、その間は金融機関からの信用を得ることはできません。
個人再生は、債務者の借金を最大8割減額し、残った20%の借金に対して5年から10年の間で返済を行う計画を立てる手続きです。
たとえば、500万円の借金がある場合、個人再生により100万円に減額され、月々の返済額も大幅に減らすことができます。
この方法は、住宅ローンがある場合に有効で、住宅ローン以外の借金を減額しつつ、自宅を維持することが可能です。
ただし、個人再生を行うと、信用情報にその記録が残り、新たな借入は5年から10年間は難しくなります。
また、「官報(国が唯一発行する法令交付の機関誌)」に名前が掲載されるため、一部の人には手続きが公になる可能性もあります。
カーローンの審査では、申込者の返済能力を確認するために「信用情報」が照会されます。
信用情報には、過去のローン利用状況や返済履歴、延滞、債務整理の有無などが登録されており、審査結果へ大きく影響します。
ここでは、主に利用されている3つの信用情報機関について解説します。
CICは、クレジットカード会社や信販会社が加盟する信用情報機関で、正式名称は「割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関」です。
クレジットカードの利用履歴やローン契約内容、支払い状況、延滞履歴などが登録されています。
特にリボ払いや分割払いの返済状況は細かく管理されており、カーローン審査でも重要視される項目です。
債務整理や長期延滞などの金融事故情報は一定期間保存されるため、過去の支払いトラブルが審査へ影響する場合があります。
利用者自身で情報開示請求を行うことも可能です。
JICC(株式会社日本信用情報機構)は、主に消費者金融会社やローン会社、クレジットカード会社などが加盟する信用情報機関です。
借入件数や返済履歴、延滞情報、債務整理の履歴などが登録されており、キャッシングや消費者金融に関する情報が多い点が特徴です。
任意整理などの債務整理情報も一定期間記録されるため、カーローン審査へ影響するケースがあります。
情報は約5年間保存されることが一般的で、スマホアプリや郵送などから本人開示請求も可能です。
現在の信用状況を確認したい方は事前にチェックしておくと安心でしょう。
KSC(全国銀行個人信用情報センター)は、全国銀行協会が運営している信用情報機関です。
主に銀行や信用金庫が加盟しており、住宅ローンや銀行系カーローンなどの契約・返済情報が登録されています。
特に自己破産などの官報情報も扱っている点が特徴で、事故情報が長期間保存されるケースもあります。
銀行系ローン審査ではKSCの情報が重視されることが多く、過去の金融事故がある場合は審査へ大きく影響する可能性があります。
本人による情報開示請求が可能なため、ローン申込み前に確認しておくと良いでしょう。
自社ローンを含むカーローンは、債務整理中でも組むことができるのでしょうか。
ここでは、債務整理中におけるカードローンについて詳しく解説します。
カーローンには、銀行系カーローンとディーラー系カーローン、自社ローンの3つがあります。
そのなかでも債務整理中は原則、銀行系カーローンとディーラー系カーローンを組むことができません。
債務整理の手続きを行うことで、その記録は信用情報機関に数年間残されます。
また、信用情報には、過去の借入れ履歴や返済状況、遅延支払いの有無なども細かく記録されている場合が多いです。
金融機関はこれらの情報を基に申込者が長期にわたって安定して返済を続けられるかどうかを厳しくチェックします。
そして、任意整理を行った記録が信用情報に残っている場合、ほとんどの金融機関は「返済能力が不安定である可能性が高い」と判断します。
そのため、任意整理中の人が銀行系マイカーローンやディーラーローンの審査に申し込んでも、審査が通らない場合が多いです。
債務整理中に銀行系カーローンとディーラー系カーローンが通りにくい大きな理由は、申込者がいわゆる「ブラックリスト」に載るからです。
「ブラックリスト」という用語は、金融業界で信用情報に重大なマイナス記録がある消費者を指すワードです。
この状態にある人々は、新たなローンやクレジットカードの審査において、返済能力が低いと判断され審査が通りにくくなります。
また、任意整理の場合は完済後も最長で5年間、自己破産や個人再生の場合は最長で7年間の記録が残るといわれています。
このような背景から、債務整理を行った人が再び信用を回復させるためには長い時間が必要です。
債務税理中でも全てのローンが通らないという訳ではありません。
銀行系カーローンやディーラー系カーローンとは異なり、一部の自社ローンではローンの審査に通ることもあります。
自社ローンとは、販売店が独自に行っているサービスで、販売店に車両代金を立て替えてもらい毎月返済していく仕組みのことです。
自社ローンでは、現在の支払い能力を重視した審査を行っています。
そのため、債務整理中やブラックリストに登録されていても、返済能力があると判断されれば審査に通る可能性があります。
自社ローンを利用する際には、利息率、返済期間などの条件をしっかりと確認し、自分の返済能力に合った計画を立てることが重要です。
そのため、車の購入を検討しているが、過去の履歴によりなかなか審査が通らず苦戦している場合には、自社ローンであれば通る可能性があるので、一度相談してみても良いでしょう。
スリークロス滋賀店への問い合わせはこちら
販売店によっては、債務整理中でも自社ローンを組むことができますが、必ず審査に通る訳ではありません。
そのため、自社ローンを組む際に以下のポイントを押さえて審査に申し込むと通りやすくなります。
債務整理中で自社ローンを組む際のポイント
それぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。
保証人を立てることで、、申込者の信用力が上がり審査が通りやすくなります。
ただし、保証人も信用力をチェックされるため、選ぶ際には経済的安定性と信頼性が重要なポイントとなります。
保証人は、一般的に親や兄弟、親戚を選ぶ場合が多いです。
しかし、もし返済が滞った場合にどのような影響があるかを、事前にしっかりと説明を行い理解してもらうようにしましょう。
頭金を用意することで審査に通る可能性が非常に高くなります。
一般的には、購入価格の20%〜30%以上の頭金を用意しておくと良いといわれています。
より多くの頭金を用意できれば、それだけ販売店に対する信頼度は高まり、通りやすくなるでしょう。
また、頭金を多く用意することで、ローンの残高が減少して返済期間を短縮することが可能です。
これにより、利息の総額も減少して支払う総額が減るため、経済的負担が軽減されます。
このように、頭金を準備することで審査が通る可能性が高くなるため、可能な限り用意すると良いでしょう。
借入額をできる限り減らすことで審査に通りやすくなります。
借入額を減らすためには、希望の車両を変更したり、グレードを下げたりすることで可能です。
また、車両価格について販売店と交渉することも重要です。
価格交渉がうまくいけば、それだけ少ない金額で借りることになり、返済の負担も軽減されます。
さらに、先述の通り頭金を用意することで借入額を大幅に減らすことができるでしょう。
自社ローンは販売店ごとに審査基準や対応内容が大きく異なるため、債務整理中の契約実績が豊富な販売店を選ぶことが重要です。
実績の多い店舗ほど、現在の収入状況や返済意思を重視して柔軟に対応してくれるケースがあります。
また、契約内容や手数料について丁寧に説明してくれる店舗であれば、契約後のトラブルも避けやすくなるでしょう。
価格だけで判断せず、販売実績やサポート内容も確認することが大切です。
スリークロス滋賀店の自社ローンでは、債務整理中の方でも審査に申し込むことが可能です。
さらに、審査通過率が高く、返済回数も最大84回まで設定できるため、返済に不安がある方でも負担を抑えやすくなります。
債務整理中で自社ローンを検討している場合は、ぜひスリークロス滋賀店にお問い合わせください。
債務整理中に自社ローンを組む際には、以下の4つの点に注意しましょう。
債務整理中に自社ローンを組む際の注意点
それぞれ詳しく解説します。
自社ローンは「審査が甘い」といわれることがありますが、審査自体がないわけではありません。
販売店は、申込者の収入状況や勤務先、毎月の返済能力などを確認したうえで契約可否を判断します。
一般的な銀行系ローンほど信用情報を重視しないケースはあるものの、安定収入がなければ審査に通ることは難しいでしょう。
また、販売店によって審査基準は大きく異なるため、債務整理中の利用実績が豊富な店舗へ相談することも重要です。
自社ローンを利用して車を購入した場合、ローンの返済が滞ると車を取り上げられてしまう可能性があります。
自社ローンの契約には、返済が遅れた場合に販売店が車を回収する内容が明記されていることが多いです。
実際に返済が滞った場合には、この条項に基づき車が取り上げられることになります。
そのため、ローンを組む際には返済計画を慎重に立て、滞らないように返済することが大切です。
債務整理中に自社ローンで車を購入する際、注意すべき点が支払い総額です。
自社ローンは、銀行系ローンやディーラー系ローンと異なり、金利がなく手数料が上乗せされる仕組みです。
つまり、金利がなくても手数料やその他の費用が追加されることで、実際に支払う総額が予想よりも高額になるケースがあります。
そのため、契約前には月々の返済額だけでなく、総額でいくら支払うことになるのかを把握することが重要です。
この総額が自身の返済能力に見合っているかどうかを慎重に検討し、無理のない範囲での契約をしましょう。
債務整理中に自社ローンで車を購入する際、販売店が車両にGPS追跡装置を取り付ける場合があります。
この措置は、ローンの返済が滞った際に車を迅速に回収するために行われます。
GPS追跡装置により、販売店は車両の現在地をリアルタイムで把握できるため、リスク管理を強化することが可能です。
しかし、購入者のプライバシーに関わる問題や、ローン返済に関して心理的負担を感じる原因にもなります。
そのため、自社ローンを利用する際には、事前に販売店が車両にGPS装置を取り付けるかどうかを確認しましょう。
債務整理中にいろんな対策をしても、カーローンを利用できない方も多いでしょう。
ここでは、どうしても車が必要な方に向けて、債務整理中でも車を所有できる4つの方法を解説します。
債務整理中でも車を所有する方法
それぞれの方法について詳しくみていきましょう。
レンタカーやカーシェアサービスは、債務整理中の方にとって非常に便利なサービスです。
これらのサービスは、審査が緩い、あるいは不要であるため、債務整理の影響を受けずに利用することが可能です。
また、レンタカーでは支払いを現金で行うことができるので、クレジットカードが使えない方でも利用することができます。
しかし、レンタカーやカーシェアサービスを長期間使用するとコストが大きくなります。
そのため、使用頻度を検討し、自身のライフスタイルや経済状況に合わせて、上手く活用することが大切です。
カーリースは、月額定額制で車を利用できるサービスです。
頭金不要で利用できるケースも多く、税金や自賠責保険料などが月額料金へ含まれているため、家計管理をしやすい点が特徴です。
カーローン同様に審査はありますが、車両価格全額ではなく残価を差し引いた金額を基準に契約するため、比較的利用しやすいといわれています。
また、長期契約にすることで月額料金を抑えやすく、プランによっては月々1万円台から利用できる場合もあります。
ただし、債務整理中は審査に影響するケースもあるため、事前確認が必要です。
債務整理中の方でも家族の一員が車を必要としている場合は、その家族名義でカーローンを組むことで審査に通すことが可能です。
この際、カーローンを申し込む家族の収入が安定しており、信用情報に問題がないことが必須条件となります。
ただし、名義貸しにならないように注意が必要で、ローン返済のための口座も契約者名義のものにしなければなりません。
債務整理中でも家族が代わりに車のローン契約を行うことで、運転することが可能となります。
車を利用する頻度が少ない場合は、家族や知人の車を借りる方法もあります。
購入費用やローン審査が不要なため、費用負担を大きく抑えられる点がメリットです。
特に、長期出張や旅行などで一定期間車を使わない家族がいる場合は、比較的利用しやすいでしょう。
ただし、自分専用の車ではないため、自由に使えない点や、借りたいタイミングで利用できない可能性がある点はデメリットです。
また、万が一の事故へ備えて、「他車運転特約」やドライバー保険への加入を検討しておくことも重要になります。
先述のとおり、自社ローンを利用すれば、債務整理中であっても車を購入することが可能です。
さらに金利がかからないため、支払いの負担を感じにくいのが大きなメリットです。
自社ローンでは、販売店が独自の基準で審査を行うため、比較的審査に通りやすい傾向にあるので、ローン条件を確認して利用を検討しても良いでしょう。
問い合わせはこちら現金一括購入は、カーローンを組む必要がないため、債務整理中でも比較的容易に車を手に入れることができる方法です。
また、格安の中古車を選んだり、信頼できる知人から車を譲り受けたりすることで、初期投資を大きく抑えることができます。
特に、格安の中古車を選ぶ際には、価格の安さだけでなく、維持費や燃費の良さなどを考慮することが大切です。
車を所有すれば、毎年保険や税金、メンテナンス代、ガソリン代などの維持費が必ず必要になります。
そのため、購入前にこれらの維持費用も含めて、自分の経済状況に合っているかどうかを確認することが重要です。
ここでは、車と債務整理に関するよくある質問をいくつか紹介します。
任意整理の返済中でも、自社ローンで車を購入できる可能性はあります。
自社ローンは販売店独自の基準で審査を行うため、一般的な銀行系ローンより柔軟に対応してもらえるケースがあります。
ただし、誰でも利用できるわけではなく、現在の収入状況や返済意思などを総合的に確認されたうえで判断されます。
返済負担が大きすぎると判断されれば審査へ通らない場合もあるため、できるだけ価格を抑えた車種を選び、無理のない返済計画を立てることが重要です。
自社ローンの返済期間は販売店によって異なりますが、一般的には1〜5年程度が多い傾向です。
通常のカーローンでは7年払いや10年払いなど長期契約へ対応しているケースもあります。
しかし、自社ローンは販売店側のリスク軽減のため、比較的短期間で設定されることが多くなっています。
そのため、高額車両を契約すると毎月の支払い負担が大きくなる可能性があります。
最近では84回払いへ対応している店舗もありますが、契約前には月額料金だけでなく、総支払額や返済負担についてもしっかり確認することが大切です。
債務整理については、「戸籍へ記載される」「会社へ必ず知られる」など誤解されることがあります。
しかし、債務整理をしても戸籍へ記録されることはありません。
また、原則として債務整理を理由に会社から解雇されることもないとされています。
さらに、「債務整理をすると家族にも返済義務が発生するのでは」と不安に感じる方もいますが、保証人になっていない限り、家族へ借金の返済義務が移ることはありません。
ただし、家族が保証人になっている場合は、本人が返済免除となっても保証人へ請求が行く可能性があるため、事前に確認しておく必要があります。
自社ローンでは「金利0%」と表示されていることがありますが、実際には車両価格や分割手数料に費用が上乗せされているケースもあります。
そのため、「金利がない=必ず安い」というわけではありません。
特に、月々の支払いだけを見ると安く感じても、総支払額で比較すると一般的なカーローンより高額になる場合もあります。
また、保証料や事務手数料などが別途発生するケースもあるため、契約前には見積書や契約内容を細かく確認することが重要です。
最終的にいくら支払うのかを把握したうえで判断しましょう。
債務整理中でローン審査に不安がある場合は、カーリースや自社ローン、低価格中古車の一括購入など複数の方法を検討することが大切です。
特に、自社ローンは頭金不要で利用できるケースが多く、月額料金を抑えやすい特徴があります。
また、長期返済が可能なため、家計管理をしやすい点もメリットです。
さらに、現在の収入状況を重視するサービスであれば、信用情報に不安があっても相談できる可能性があります。
自分の状況に合った方法を選びましょう。
債務整理中は、ローンを組めないと思われがちです。
しかし、自社ローンであれば、販売店が独自に審査基準を設けているため、多くの方が車を購入できるチャンスがあります。
特に、保証人を立てる、頭金を用意するなどの工夫をすることで、審査の通過率を高めることが可能です。
また、ローンを利用する以外にも、レンタカーや家族名義での購入、現金一括での中古車購入などの方法もあります。
これらの方法は、個々のライフスタイルや経済状況に応じて、選択することが可能です。
重要なのは、返済計画や車の維持費用を事前にしっかりと計算し、経済状況に合わせた範囲で計画を立てることです。
これにより、債務整理中でも負担を最小限に抑えつつ、車を所有することができます。
自分にとって最適な方法を選び、理想のカーライフを実現してみてください。