ネットで自社ローンと検索すると「法律違反じゃないの?」「怪しい」といった声が散見されます。
自社ローンは、近年非常に利用されている車の購入方法ですが、果たしてこれは法律違反なのでしょうか。
この記事では、自社ローンが法律違反かどうかについて詳しく解説します。
さらに、自社ローンの仕組みや利用する際の注意点も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
目次
自社ローンは、販売店が独自の基準で分割払いを提供するサービスであり、違法なサービスではありません。
一般的なカーローンとは審査基準や契約内容が異なるため、不安に感じる方もいますが、正しく仕組みを理解すれば安心して利用できます。
ここでは、自社ローンの特徴や他のローンとの違い、メリット・デメリットなどを解説します。
安心かつ信頼できる業者であれば、自社ローンは非常に便利な購入方法です。
ここでは、自社ローンの特徴やメリット、デメリットについて詳しく解説してみていきましょう。
自社ローンとは、販売店が独自の審査基準で提供しているローンを指します。
カードローンのような一般的なローンで買い物をする場合、信販会社の審査を受けて通過した場合に利用可能です。
信販会社は「お金を貸して大丈夫か」「しっかりと返済できる人か」を信用機関に照会して判断します。
しかし、ここに返済能力を疑われる過去の記録があると、審査に通りにくくなります。
特に、過去の取引で「踏み倒し」「滞納」「遅延」などがあると審査は通りづらくなってしまうでしょう。
一方、自社ローンは車を販売する業者が購入者と直接ローン契約を結ぶため、信販会社や信用機関の照会がありません。
自社ローンはメリットだけではなくデメリットもあります。
ここでは、自社ローンのメリット・デメリットについて詳しくみていきましょう。
自社ローンの最大のメリットは、先述したように信販会社の審査を受けず審査基準も緩いため、審査が早く通りやすい点が挙げられます。
そのため、他のローンでは審査に通りにくかった方でも利用できる可能性が高く、信用情報の影響を受けにくいです。
また、審査がスムーズであれば、納車までの時間が短縮されるため、他のローンよりも早く車を入手できます。
信販会社のローン審査では数日から数週間かかることが一般的ですが、自社ローンでは当日中に結果が出ることも少なくありません。
自社ローンにはメリットだけではなく、デメリットも存在します。
まず、大きなデメリットとして、利用できる車両が限られている点が挙げられます。
自社ローンの販売店は、中古車や低価格帯の車に限られており、高額な車や新車には適用されません。
さらに、ローン完済まで車の所有者名義が販売店のままになるという点も大きなデメリットです。
これは、返済が完了するまでは車両の所有権が販売店になるため、完済前に車を売却したり、名義変更をすることができません。
名義変更手続きは完済後に行う必要があるため注意が必要です。
また、自社ローンでは金利が発生せず、手数料や車両価格に金利分が含まれている場合が多いため、支払い総額が高くなるのもデメリットです。
自社ローンを利用する際は、月々の返済額だけではなく総額でどれくらいの費用がかかるのかを事前に確認しましょう。
近年では、自社ローンで車を購入する際に、車両にGPSや遠隔制御装置などを取り付けるケースも増えています。
これは、販売店が滞納や遅延リスクを減らす目的で行われるもので、万が一返済が滞った場合に車両の回収を行うために取り付けられます。
ただし、すべての販売店でGPSや遠隔制御装置が取り付けられるわけではないため、事前に取り付けの有無を確認することが重要です。
これらの装置が取り付けられる場合は、契約内容にその旨が記載されているため、十分に確認したうえで契約を結びましょう。
自社ローンは、中古車販売店が提供する独自のローンで、一般的なカーローンや信販会社のローンとは異なる特徴を持ちます。
ここでは、自社ローンと他のローンの違いについて以下の5つの視点から解説します。
それぞれ詳しくみていきましょう。
自社ローンの審査基準は、信販会社や銀行のローンと比べて緩いです。
信販会社や銀行のローン審査は、信用機関の情報を元に過去の借金歴や返済歴がチェックされますが、自社ローンの場合は販売店自身が審査を行います。
そのため、過去に金融機関のローンで審査に通らなかった人や、破産歴がある人、低収入の人でも、審査に通る可能性が高いです。
審査基準には各販売店ごとの特徴がありますが、基本的に現在の返済能力に重きを置きます。
さらに、購入者と直接話をして、保証人や頭金を求めたりすることもあります。
信販会社や銀行のローンは金利が発生しますが、自社ローンでは基本的に金利が発生しません。
そもそも自社ローンとは、販売店が提供する融資商品であり、金融機関を介さずに貸し付けを行います。
販売店は貸金業ではないため、日本の法律で許可されていないお店が金利を付けてお金を貸すことは法律で禁止されています。
そのため、自社ローンには金利が付けられない仕組みになっているのです。
ただし、一般的なカーローンを利用するよりも、車両価格や手数料が上乗せされるため注意が必要です。
自社ローンの審査は販売店が独自に行うため、審査結果が出るのが早い傾向があります。
審査がすぐに終わるため、納車までの時間も他のローンほどかかりません。
場合によっては、審査結果が出るまでに15分、即日納車というケースもあります。
また、書類手続きも比較的簡単なことが多いので、手間と時間をかけずに車を購入できます。
一般的なカーローンでは、車両本体価格を36〜120回と長期にわたって分割して返済するため、月々の負担を抑えられます。
一方、自社ローンは販売店が独自に費用を立て替えるという性質から、分割回数が12〜36回程度と短く、月々の支払額が高額になりやすいです。
しかし、現在では60回以上の長期返済も可能な販売店が増えており、利用者の状況に合わせて支払い計画を組むことができます。
契約前にしっかりと返済回数や月々の支払額を確認しておくことが重要です。
自社ローンは、新車の取り扱い数や種類は多くありません。
とはいえ、新車を扱う販売店や中古車販売店が取り扱う展示車や試乗車などの未使用車を購入する方法もあります。
販売店ごとの在庫状況や条件をよく確認し、自分のニーズに合った車を選ぶことが大切です。
自社ローンは法律違反ではないものの、自社ローンと検索すると法律違反であるという声がいくつか見受けられます。
すべての業者が違法ではありませんが、以下に該当する場合は注意しましょう。
それぞれの噂について解説します。
自社ローンで車を購入した方の中には、返済が滞ってから初めて異常な金利に気づくケースもあります。
これは、自社ローンには明確な「金利」という形での表示がないことが原因です。
自社ローンでは、金利相当の費用が手数料や車両価格に含まれるため、他のローンとの金額の比較が難しいです。
しかし、条件を詳しく調べることで、実質的な金利がどれくらいかを計算できます。
販売店ごとに自社ローンの条件は異なるため、利用する際は必ず自分で確認しましょう。
自社ローンの審査基準は一般的なローンよりも緩いですが、それでも審査に通らない場合があります。
そんなときに、販売店が他人名義で契約するように勧めてくるケースもあります。
この行為は名義貸しに該当するため法律違反です。
仮に名義を借りて契約した場合、支払いが滞った際に本来の契約者である他人に責任が及び、トラブルに発展する恐れがあります。
他人名義での契約を勧められた場合、その業者は信頼に値しないと考え、取引を避けましょう。
一部の悪徳な中古車販売店は、反社会勢力と関わりがあるといわれています。
これにより、自社ローン利用者がトラブルに巻き込まれる可能性が指摘されているのです。
また、契約する前は、必ずその販売店の口コミや評判について調査し、信頼できるかどうかを確認することが重要です。
少しでも疑わしい点がある場合、その業者との取引は避けるようにしましょう。
自社ローンを提供する販売店は、車の所有権を握っているため、強引な取り立てを行うことが可能です。
たとえば、支払いが遅れた際に脅迫めいた電話をかけたり、家族や職場にまで連絡するなどの過剰な取り立てなどが挙げられます。
しかし、こうした行為は全て法律で禁止されています。
もし、過剰な取り立て行為に遭遇した場合、速やかに警察や弁護士に相談するようにしましょう。
また、消費者センターなどに相談することで、解決することができます。
取り立てについてはこちらのページでも詳しく解説しているので、チェックしてみてください。
中古車の販売では、修復歴や走行距離の正確な情報を開示することが重要です。
しかし、一部の悪徳業者は、車両の修復歴や走行距離を改ざんして販売することがあります。
たとえば、以下のような改ざんが挙げられます。
このような悪質な改ざんは、重大な犯罪行為です。
購入前に販売店が提供する情報に矛盾がないか確認したり、しっかりと実物の車をみて確認を行うことが重要です。
少しでも不審に思う点があれば、その販売店での購入は避けた方が良いでしょう。
スリークロス滋賀店の自社ローンでは、中古車だけではなく新車もローンを組んで購入できるため、多くの方に利用していただいています。
また、最大返済回数が84回と余裕を持った返済計画を立てることが可能です。
さらに、ローン審査の通過率が70〜80%と非常に高いことも信頼されているポイントになります。
自社ローンの利用を検討されている方は一度スリークロス滋賀店までご相談ください。
ここでは、自社ローンを利用する際によくある法律問題を事例を含めて解説します。
自社ローンで契約後、キャンセルしたい場合にトラブルが起こることがあります。
たとえば、自社ローンの契約後キャンセルしたいと申し出たところ、車両価格の30%相当のキャンセル料を請求されるなどの場合です。
契約時に説明がなかったため不当なキャンセル料だと主張しても、契約書には「キャンセル料が発生する」と記載されている場合は支払わざるを得ない場合もあります。
販売店によっては契約時にキャンセル規約が曖昧だったり、高額なキャンセル料が発生することもあるため、契約前には必ず確認しましょう。
自社ローンでは、金利がかからない代わりにさまざまな手数料が発生することがあります。
たとえば、自社ローンで車を購入したが、契約後に車両価格に上乗せされた手数料があまりにも高額なケースです。
販売店は「手数料は契約書に明記してある」と説明したものの、事前に知らされていなかったため大きな損失になったケースもあります。
このようなトラブルを避けるためには、手数料の内容や総額、契約書の内容を事前に確認し、納得した上で契約することが重要です。
見積書や契約書に手数料の明細が明記されているかどうかを確認し、不明点は販売店に質問しましょう。
自社ローンは販売店ごとに契約内容や審査基準、サポート体制が大きく異なります。
そのため、安心して利用するには販売店選びが非常に重要です。
料金体系が不透明な店舗や、強引に契約を迫る店舗を避けることで、購入後のトラブル防止にもつながります。
ここでは、信頼できる自社ローン販売店を見極めるポイントを紹介します。
信頼できる販売店は、車両本体価格だけでなく、手数料や保証料などを含めた総支払額を明確に提示しています。
月々の支払額だけを強調する店舗の場合、後から諸費用が追加されて想定以上の負担になるケースもあるため注意が必要です。
契約前には「最終的にいくら支払うのか」を必ず確認し、不明点があれば納得できるまで説明を受けましょう。
見積書の内容が細かく記載されている店舗ほど、料金面の透明性が高く安心して契約しやすい傾向にあります。
優良な販売店ほど、契約内容を書面で丁寧に説明してくれます。
返済回数や支払条件、遅延時の対応、所有権の扱いなどを口頭だけで済ませる店舗は避けたほうが良いでしょう。
特に自社ローンは通常の銀行ローンと仕組みが異なるため、細かな条件を理解しないまま契約すると後悔につながる可能性があります。
契約書をしっかり確認させてくれるか、専門用語をわかりやすく説明してくれるかなども、信頼性を判断する大切なポイントです。
信頼できる販売店は、利用者の状況を考えながら提案を行うため、強引に契約を迫ることはありません。
一方で、「今日契約しないとこの条件では買えない」「今すぐ決めないと在庫がなくなる」など、不安をあおって即決を求める店舗には注意が必要です。
焦って契約すると、返済計画や契約内容を十分に確認できず、後々トラブルになる可能性があります。
安心できる販売店ほど、利用者が納得するまで相談に乗ってくれる傾向にあります。
販売店の所在地や会社情報、販売実績などをしっかり公開しているかも重要な判断材料です。
ホームページに運営会社の情報が掲載されているか、口コミや利用者の評判が確認できるかなどを事前にチェックしておきましょう。
長年営業している店舗や販売実績が豊富な店舗は、多くの利用者に選ばれてきた実績があるため、比較的安心して利用しやすい傾向にあります。
また、在庫台数が多い店舗は選択肢も広く、自分に合った車を見つけやすい点もメリットです。
車は購入して終わりではなく、その後のメンテナンスや故障対応も重要になります。
そのため、保証制度や点検サポートが充実している販売店を選ぶことが大切です。
納車後の不具合に対応してくれるか、修理や車検の相談ができるかなども確認しておきましょう。
特に、中古車は車両状態によって故障リスクが異なるため、保証内容の充実度は安心感につながります。
購入後も長く付き合える販売店かどうかを意識して選ぶことが重要です。
自社ローンは一般的なカーローンより利用しやすいといわれていますが、契約内容や支払い条件には注意が必要です。
ここでは、自社ローンを利用する際に押さえておきたい注意点を詳しく解説します。
自社ローンは銀行や信販会社のローンより審査が柔軟といわれていますが、誰でも必ず利用できるわけではありません。
販売店側も分割払いで車を提供する以上、「継続して支払いできるか」を重視して確認します。
そのため、収入状況や勤務状況、現在の生活環境などをもとに審査が行われます。
アルバイトやパートでも通る可能性はありますが、収入証明ができない場合や返済負担が大きすぎる場合は審査落ちとなるケースもあります。
また、通常ローンより総支払額が高くなる傾向があるため、契約前に返済計画をしっかり立てることが大切です。
自社ローンを取り扱っている店舗の多くは中古車販売店であり、対象車両も中古車が中心となります。
新車や高級車は車両価格が高額になるため、自社ローンでは対応できないケースが少なくありません。
特に支払い回数が短い契約では月々の返済額が高くなりやすく、販売店側も貸し倒れリスクを避けるため高額車両には慎重になります。
そのため、自社ローンを利用する際は、比較的価格を抑えた実用的な中古車が選択肢になることが一般的です。
希望車種によっては取り扱い自体がない場合もあるため、事前確認が重要になります。
販売店によっては、契約条件として保証人や保証会社の利用を求められる場合があります。
これは、契約者本人の返済が難しくなった際に備えるためです。
保証人には親族や配偶者が選ばれることが多いですが、安定した収入が必要になるケースもあります。
そのため、保証人を頼める人がいない場合は契約が難しくなることもあるでしょう。
一方で、最近では保証人不要を打ち出している販売店も増えています。
ただし、その場合でも別途保証料や条件が設定されることがあるため、契約内容をよく確認しておくことが大切です。
中古車販売店は全国に数多く存在しますが、そのすべてが自社ローンを取り扱っているわけではありません。
そのため、自社ローンを利用したい場合は、対応店舗を探す必要があります。
また、同じ自社ローンでも、審査基準や支払い回数、頭金の有無などは店舗によって大きく異なります。
希望する車が見つかっても、その店舗では自社ローンに対応していないケースも珍しくありません。
さらに、在庫台数や保証内容にも差があるため、価格だけでなくサポート体制や実績も含めて比較検討することが重要です。
自社ローンでは、完済するまで車の所有権を販売店側が持つ「所有権留保」が設定されるケースがあります。
これは、返済が滞った際に販売店が車を回収できるようにするためです。
そのため、ローン返済中は自由に売却や名義変更ができない場合があります。
また、契約内容によってはGPS端末を取り付け、支払い状況を管理しているケースもあります。
滞納が続くと車両を引き上げられる可能性もあるため、毎月の支払いを無理なく継続できる範囲で契約することが大切です。
※所有権留保:車の代金を完済するまで、車の所有者名義を販売店に残しておく仕組み
ここでは、自社ローンと法律違反に関するよくある質問をいくつか紹介します。
自社ローンで請求される保証料や事務手数料そのものは、違法ではありません。
一般的なカーローンでは金利という形で費用を支払いますが、自社ローンでは「手数料」や「保証料」として費用が設定されるケースが多くあります。
ただし、販売店によって料金設定には差があり、総支払額が大きく変わることもあるため注意が必要です。
特に、月額料金だけを見て契約すると、後から高額な費用負担に気づくケースもあります。
契約前には、手数料の内訳や総支払額を書面で確認し、不明点をしっかり説明してもらうことが重要です。
自社ローンで契約した自動車購入は、基本的にクーリングオフの対象外となるケースがほとんどです。
店舗へ来店し、自分の意思で契約した場合は「訪問販売」に該当しないため、契約後に一方的に解除することは難しいでしょう。
ただし、販売店の外で強引な勧誘を受けた場合や、訪問販売に該当する契約形態であれば、特定商取引法によってクーリングオフが認められる可能性があります。
契約内容に不安がある場合は、早めに消費生活センターなどへ相談し、適切な対応を確認することが大切です。
自社ローンは法律違反ではありません。
しかし、一部の悪徳業者も存在するため、しっかりと安心で信頼できる業者を選ぶことが重要です。
また、自社ローンを利用する際には、メリットとデメリットを十分に理解しておく必要があります。
この記事を参考に、自分に合った返済計画を立てて安心して車を購入しましょう。