2024年4月16日

所得がない方や非課税者の方は車のローン審査に通らない?通過するには?

所得がない方や非課税者の方は、車のローン審査の通過が難しいというものがあります。

これは、金融機関がローンの返済能力を評価する際に、安定した収入が重要な指標となるためです。

しかし、所得がない、または非課税者であっても、適切な準備と方法を行うことで車のローン審査に通ることができます。

そこでこの記事では、所得がない方や非課税者の方でも車をローンで購入するポイントや注意点について詳しく解説します。

所得がない方や非課税者の方が車のローン審査に通らない理由

所得がない方や非課税者の方は基本的に車のローン審査には通らないようになっています。

それは、所得がない方や非課税者に一定の条件があるからです。

ここでは、非課税者の特徴や車のローン審査には通らない理由について詳しく解説します。

非課税者とは?

非課税者とは、特定の基準に基づき税金の徴収対象外とされる方々のことです。

生活保護を受けている方や障害者、未成年者、ひとり親、寡婦(夫)で前年の合計所得が一定額以下の方、そして前年の収入が非常に低い方などが含まれます。

このような非課税者は、一般的に車のローンに通らないとされています。

車のローンは審査基準が非常に厳しい

所得がない方や非課税者の方が、車のローンに通らない理由として、そもそも車のローンの審査基準は非常に厳しいことが挙げられます。

車のローンは、購入者が車を購入するために必要な金額を借り入れることが目的です。

この目的の明確さと、金融機関のリスク管理の必要性から、カーローンの審査基準は非常に厳しく設定されています。

特に、返済能力を評価する際には、申込者の収入状況や負債の有無、信用履歴などが詳細にチェックされます。

どれか1つでも不安要素があれば、ローンの審査に落とされる可能性が非常に高いです。

月々の返済ができない

安定した収入がない場合、金融機関は返済能力がないと判断し、ローン審査に落ちる可能性が高いです。

特に、無職の方や非課税者など所得が少ない方は、月々の返済ができない可能性があるので、審査に落ちやすいのは当然といえるでしょう。

所得がない方や非課税者の方でも車をローンで購入するポイント

所得がない方や非課税者の方は、車のローン審査に落ちる可能性が高いです。

しかし、所得がない方や非課税者の方でもローンで車を購入できないわけではありません。

ここでは、所得がない方や非課税者の方でも車をローンで購入するポイントを解説します。

以下の6つのポイントを抑えて、審査に申し込んでみましょう。

所得がない方や非課税者の方でも車をローンで購入するポイント

  • 所得見込みの計画を立てる
  • 保証人を立てる
  • 借入額を大幅に減らす
  • 家族や親族に保証人になってもらう
  • 頭金を用意する
  • 自社ローンを利用する

それぞれ詳しくみていきましょう。

所得見込みの計画を立てる

所得見込みの計画を立てることは、収入が不安定な方や所得がない方にとって有効な方法です。

特に、将来の収入見込みをもとにした具体的な返済スケジュールを含めることが重要になります。

たとえば、自営業を始めたばかりで現在は所得が少ないが、ビジネスプランに基づいて将来安定した収入が見込める場合、その見込みを金融機関に提供します。

このように具体的な収入見込みの計画を立てることができれば、返済能力があると判断される可能性が高いです。

保証人を立てる

保証人を立てることで、申込者自身の収入や信用情報に不安がある場合でも、そのリスクを補うことができます。

保証人は、ローン契約者が返済できなくなった際に代わりに返済を行う方です。

親族や信頼できる友人など、返済能力がありかつ申し込み者と信頼関係にある方を保証人にすることが一般的です。

ただし、保証人になるためには、その人自身の信用情報や収入が金融機関の条件を満たしている必要があります。

また、保証人を依頼する際は、なぜローンを組むのか、返済金額やスケジュールなど明確に伝えることが大切です。

借入額を大幅に減らす

借入額を減らすことで、月々の返済負担を抑えることができ、金融機関からの審査に通りやすくなります。

たとえば、車種を変更したり、グレードを落としたり、中古車にしたり、必要最低限のオプションのみを選んだりと、さまざまな方法があるのです。

これらの方法を行うことで、数十万円から数百万円の借入額を大幅に減らせます。

家族や親族に保証人になってもらう

家族や親族に保証人になってもらうことは、所得がない方や非課税者の方でもローンを組む際に有効な方法です。

家族で共有し、家族や親族に契約してもらうことで、自身が審査を受ける必要がなくなります。

これは、名義貸しとは異なり、保証人になることは法的に問題のある行為ではありません。

名義貸しは、実際の購入者ではない方の名義を使用してローン契約を結ぶ詐欺行為で、法的トラブルにもつながります。

そのため、ローンを組む場合には家族や親族などの方に保証人になってもらうと良いでしょう。

頭金を用意する

頭金を用意することで、申込者の返済能力に対する信頼を高める効果があります。

また、頭金を多くすることで、借入額を減らし返済負担を軽減させることが可能です。

車のローンを組む場合の頭金の相場は、車両価格の20〜30%といわれています。

この相場を目安に頭金を用意すると、審査に通る可能性が高くなるでしょう。 

自社ローンを利用する

自社ローンとは、金融系やディーラー系カーローンと異なり、販売店が独自の審査基準で審査を行います。

そのため、一般的なカーローン審査に通りにくい所得がない方や非課税者でも、自社ローンを利用することで車を購入できる可能性が高いです。

自社ローンは、販売店が直接融資を行うため、金融機関よりも柔軟に対応してくれる傾向にあります。

また、手続きもスピーディーで、最短当日で審査結果が確認できる場合もあります。

スリークロス滋賀店の自社ローンでは、頭金が不要で最大84回払いもできるため、所得が少ない方でも計画的に返済が可能です。

ローン審査の通過率が70〜80%と非常に高く、他の審査で落ちた方でも通りやすくなっています。

中古車だけではなく新車もローンを組んで購入できるため、自社ローンをご検討の方は一度スリークロス滋賀店までお問い合わせ下さい。

所得がない方や非課税者の方が自社ローンを利用する際のポイント

自社ローンを利用することで、車を購入できる可能性が高くなります。

ここでは、所得がない方や非課税者の方が自社ローンを利用する際のポイントについて詳しく解説します。

以下のポイントを抑えて、自社ローンを利用してみましょう。

所得がない方や非課税者の方が自社ローンを利用する際のポイント

  • 独自の審査基準を設けている
  • 金利という概念がない
  • 必ず審査に通るわけではない
  • GPSなどの遠隔装置がつけられる場合がある
  • 分割回数が少ない
  • 所有者の名義が販売店になる
  • 購入できる車種が限られる

それぞれ詳しく解説します。

独自の審査基準を設けている

自社ローンを提供する販売店は、それぞれ独自の審査基準を持っています。

これにより、金融系やディーラー系ローンに比べて審査が柔軟であり、所得がない方や非課税者の方でも審査に通りやすい傾向にあります。

しかし、審査に必ず通るわけではなく、販売店が定める条件を満たす必要があります。

金利という概念がない

自社ローンは、販売店が顧客に直接融資を行うため、金融系やディーラー系ローンのように金利の概念が存在しません。

しかし、金利に代わって車両本体価格に手数料や保証料が上乗せされることが一般的です。

そのため、自社ローンを組む前に総返済額を事前に把握してから、手続きを行うことが大切です。

販売店によっては、シミュレーションを行っているので、うまく活用して返済計画を立てたうえで利用しましょう。

必ず審査に通るわけではない

自社ローンは審査が比較的柔軟であるとはいえ、申込者が特定の条件を満たす必要があります。

販売店によっては、返済能力の証明や信用情報の確認などを行う場合もあるため、事前に条件を確認して準備しておくことが大切です。

GPSなどの遠隔装置がつけられる場合がある

一部の自社ローンでは、支払いの遅延や返済が滞った際に車両を速やかに回収できるように車両にGPS追跡装置を取り付けています。

しかしGPS追跡装置は、購入者のプライバシーに対する懸念を引き起こします。

そのため、自社ローンを利用する際は、GPSの装着有無を確認し、装着する場合はどのような条件があるのかを確認することが大切です。

分割回数が少ない

自社ローンでは、分割回数が限られている場合が多く、短期間での返済が求められることがあります。

一般的に、自社ローンの分割回数は12回〜36回程度が相場です。

しかし、短期間での返済は、月々の財務負担を大きくする可能性もあるでしょう。

特に予算が限られている方や、所得が不安定な方にとっては、購入計画を立てる上で大きな懸念点となり得ます。

しかし、スリークロス滋賀店の自社ローンでは、最大84回払いが可能なため、他の自社ローンよりも比較的余裕を持った返済計画を立てることができます。

頭金や保証人も不要なため、審査に申し込みやすいのも大きな特徴です。

中古車だけではなく新車もローンを組んで購入できるため、自社ローンをご検討の方は一度スリークロス滋賀店までお問い合わせ下さい。

所有者の名義が販売店になる

自社ローンを利用して車を購入すると車の名義は販売店のものになります。

これは、販売店がローンの滞納やリスクを管理するために採用されています。

名義が販売店になっていることで、支払いが滞った場合に販売店が車を引き上げ、容易に回収することが可能です。

そのため、ローン完済まで車を自由に売却したり、他の名義に変更することができません。

売却や譲渡を行う際は、事前に販売店に相談する必要があるため注意しましょう。

購入できる車種が限られる

自社ローンを提供する販売店では、購入可能な車種に制限があることが一般的です。

特に、中古車販売店の場合は新車の取り扱いがない場合があります。

そのため、特定のメーカーやモデルを希望している場合、希望に合う車種が見つからないことも十分にあるでしょう。

また、自社ローンの利用条件として、車両の価格範囲に制限を設けている場合もあります。

これは、返済能力に見合った価格帯の車両のみを販売することで、滞納リスクを減らすためです。

その結果、希望をしていても高級ブランドやスポーツカーなど高価な車両が対象外となることもあります。

所得がない方や非課税者の方がローンで車を購入する際の注意点

自社ローンは、独自の審査により審査に通りやすいなどのメリットがありますが、いくつか注意するべき点もあります。

ここでは、所得がない方や非課税者の方がローンで車を購入する際の注意点についていくつか解説しましょう。

手数料が発生する

金利が直接かからない自社ローンでも、車両購入の際に手数料や保証料が上乗せされるケースがほとんどです。

手数料や保証料の具体的な金額は、販売店やローンの種類によって異なりますが、総支払額が大幅に高くなる場合もあるでしょう。

そのため、ローンを契約する前は、これらの費用に関する説明を販売店から受け、疑問点や不明点があれば解消しておくことが望ましいです。

名義貸しは違法になる

車のローン契約において、名義貸しは違法となります。

名義貸しとは、ローンの契約者本人ではなく、他人の名義を使ってローン契約を結ぶことを指します。

この行為は、金融機関や販売店が定める契約条件を回避する不正な手段と見なされ、法律によって禁じられています。

名義貸しを行った場合、契約が無効とされるだけでなく、詐欺などの犯罪行為に問われる可能性があるので注意しましょう。

収入の安定性で落ちる可能性も

ローン審査では、申込者の収入の安定性が重要な判断基準です。

特に、自営業者や起業・転職したばかりの方は、収入が不安定なため審査に通りにくい傾向にあります。

たとえば、金融機関や販売店は、返済能力を慎重に評価し、収入が不安定であると判断された場合落とします。

そのため、自営業者の場合は、事業の収入実績をしっかりと記録し、申告することが大切です。

また、起業・転職したばかりの方は、雇用契約書や内定通知書など、将来的な収入の見込みを示す書類を用意することが役立ちます。

所得がない方や非課税者の方が車を購入してもらうと税務署に申告が必要?

所得がない方や非課税の方が車を購入した場合、税務署への申告は必要なのでしょうか。

結論からいうと状況や金額によって、申告の有無は変わります。

申告が必要な場合と必要がない場合、併せてご紹介しましょう。

110万円以上は必要

車を贈与される際には、贈与税の規定を理解しておくことが非常に重要です。

贈与税は、1年間に110万円を超える贈与を受けた場合に課税される税金になります。

対象となるのは、車だけでなく現金やその他の財産も含まれます。

したがって、1年間で合計110万円を超える価値の財産を受け取った場合、税務署に対して贈与税の申告が必要です。

贈与税の計算方法や税率、控除額に関しては、国税庁のホームページに詳細が記載されているので確認しましょう。

贈与税の計算と税率(暦年課税)

家族名義の場合は必要ない場合がある

車を家族間で使用する場合、所有権の扱いによっては贈与税が発生しないケースもあります。

たとえば、母親が自分の名義で車を購入し、その車を子どもに自由に使用させるケースです。

この場合、所有者が母親のままであるため、贈与にはあたりません。

このように、車の名義を贈与する予定の相手に変更しない場合、贈与税の対象とはなりません。

また、新車を家族名義で購入し、ローンの支払いもその家族が行いながら、他の家族メンバーが車を使用するケースも同様です。

この場合も、車の所有権が贈与されたわけではないため、贈与税は発生しません。

しかし、車を実質的に贈与する目的で名義変更を行ったり、実際の支払いと所有権が一致しない場合には、税務調査の対象になるため注意が必要です。

まとめ

この記事では、所得がない方や非課税者の方でも車をローンで購入するポイントや注意点について詳しく解説しました。

所得がない方や非課税者の方は、年収が重要視される金融系やディーラー系カーローンの審査には落ちやすいのが現状です。

しかし、このような一般的なローンに落ちても車を購入できない訳ではありません。

特に自社ローンは、販売店が独自に設定する審査基準により、金融機関のカーローンよりも通りやすい傾向にあります。

所得がない方や非課税者の方でも通る可能性が十分高いので、ぜひ一度自社ローンを利用してみてはいかがでしょうか。

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